このサイトでは、インターネットを介して利用できる「クラウドフォン」サービスを提供する会社のサービス内容や利用料金などご紹介しています。
今回は、「INNOVERA-PBX」
大阪府東大阪市に本社を構える「㈱ジーエープロ」が提供する低コストで導入できるクラウド型IP-PBXサービス。従来のPBX(主装置)の設置はもちろん不要、インターネット環境さえ整備されていれば場所を選ばず利用できます。
ここからは、「INNOVERA-PBX」のサービス内容の概略と利用料金など簡単に解説いたします。
1.「INNOVERA-PBX」のサービス内容紹介
従来のビジネスフォンシステムの場合、PBXの設置が必須。PBXは小型の電話交換機を指し、一般的に「主装置」と呼ばれています。
INNOVERA-PBXなどのクラウドフォン会社を利用することで、データはインターネットのクラウド上で管理されるのでPBX(主装置)の設置が不要。さらに、スマホにクラウドフォン各社の専用アプリやソフトウェアをインストールするだけなので、電話機すら必要なくなるのです。
「INNOVERA-PBX」の特長
最初に、INNOVERA-PBXの特長を見ていきましょう。
◆低コストで利用可能!
まず、高額なPBX(主装置)の購入が不要。インターネットのクラウド上に展開されたPBXを介して通話が可能になるので、離れた拠点間でも、外出中の営業マンのスマホからでも、すべて内線通話になります。
また、同社が提供する「IP-Line」を合わせて導入すれば、外線通話が4.6円/90秒と格安で利用可能。電話料金などの通信コスト削減に最適なサービスです。
さらに、通常のPBXは電源を確保して常にONにしているため電気代はかかるものですが、PBXはクラウド上に展開されているので、電気代が一切かかりません。
◆選べる端末は自由!
「PC」、「スマートフォン」、「IP電話機」といった各種端末で利用可能。もちろん、それぞれ組み合わせも自由にできます。
※スマートフォンは、4G・LTE、またはWi-Fi環境下で利用してください。
◆メンテナンス性や拡張性が高い!
必要なインフラはインターネット環境のみ。お使いの端末がそのまま使え、LANケーブルを繋ぐだけで利用が開始できます。
通常の回線工事、床下配線が不要なので、レイアウト変更は自由自在。海外でもそのまま利用可能。
また、増設するときもLANケーブルを繋ぐ、スマホならばアカウント情報の入力だけで増設も簡単で拡張性も優れています。
「INNOVERA-PBX」のサービス内容
次に、INNOVERA-PBX独自の主な「自分で出来る設定変更」機能をご紹介。
内線番号設定も、自動応答設定も、鳴らし分け設定も、業者に頼まず自分たちで設定可能。業者とのスケジュール調整も不要で、自由に設定を変更できます。
クラウド型サービスなので、設定を変更しても即座に反映。
急な設定変更でも直ぐに対応でき、変更後の確認も即座にできるので安心です。
もちろん、どの端末でも対応できるので、スマホからでも管理画面が操作できます。忘れてしまった設定変更も、気付いたときにどこからでも設定、確認が可能になります。
◆オペレーター管理
・オペレーター一覧
・オペレーター登録
・スペレーター起動
・停止オペレーター一覧
・所属マスタ
・使用タイプ
◆回線管理
・回線情報一覧
・共通初期回線設定
・着信拒否設定
◆リスト管理
・リスト検索
・リスト登録
・Excelインポート
◆電話履歴管理
・受発信履歴検索
・全ての通話を自動録音
◆自動応答管理
・自動応答一覧
・自動応答追加
・応答例外設定
◆留守電設定管理
・留守電一覧
・留守電音声一覧
・留守電音声登録
◆キューイング管理(別途申し込みが必要)
・キュー設定
・キュー音声一覧
・キュー音声登録
◆IVR(自動音声応答)管理(別途申し込みが必要)
・IVR設定編集
2.「INNOVERA-PBX」の利用料金
INNOVERA-PBXの利用料金については明確な表記が無いため、見積もりを提出してもらわないと分かりません。
そこで、先程も登場した「IP-Line」について詳しく触れると。
IP-Lineを利用することで、相手が同じIP電話サービスを利用しているときは通話料0円。また、IP電話には市内・市外という区別がなく、全国一律料金で通話ができます。
その通話料は、独自の90秒課金4.6円を採用。他社にはない90秒課金の採用により余分な通信費の削減を実現できます。
従来の電話回線の場合、通話時間が90秒に達しない場合でも8.0円課金さされますが、90秒以内の通話が多い会社なら、最大42.5%通話料が削減できるのです。
3.まとめ
今回は、クラウドビジネスフォン会社「INNOVERA-PBX」のサービス内容や料金について簡単にご紹介いたしました。
IP電話とクラウドの融合サービスであり、「IP-Line」を利用すれば、従来の通信料よりも大幅な通信コストの削減に繋がります。
また、基本はインターネット環境が整備されていれば、会社の規模や場所に関係なく利用できるので、大企業からSOHOなど小規模オフィスでも柔軟に対応できるのではないでしょうか。
詳しくは、INNOVERA-PBXの公式HPをご覧いただき、導入をご検討の際は事前に問い合わせをしてから見積もりを依頼するようにしましょう。